
うなぎは、実はその生態に多くの謎が残されている魚のひとつです。今日は、意外と知られていない「うなぎの一生」についてご紹介します。
うなぎの寿命はどれくらい?
うなぎの寿命は、環境によって大きく異なるとされています。養殖されるうなぎは1〜2年ほどで出荷サイズに育ちますが、自然界では5年から10年以上生きる個体もあり、中には20年以上生きたとされる記録も存在します。
産卵場所の解明は近年のこと
以前の記事でご紹介したシラスウナギの話にもつながりますが、日本うなぎの産卵場所がマリアナ海溝付近の海域であると特定されたのは、実は2000年代に入ってからのこと。長きにわたり「うなぎがどこで生まれるのか」は大きな謎とされてきました。
川と海を行き来する不思議な一生
うなぎは、海で生まれてシラスウナギとして川を遡り、淡水域で成長したのち、産卵のために再び海へと戻っていきます。この大回遊の詳しいメカニズムについては、今もなお研究が続けられています。
謎多き魚だからこそ、大切に
これほど身近に食べられているにもかかわらず、生態の多くが謎に包まれているというのは、なんとも不思議な魚です。うな勢では、そんなうなぎへの興味や愛着を深めていただけるよう、これからも豆知識を発信してまいります。